2019年度第2回メンバーイベント(2020.3.6 東京)

2020/01/11 1:17 に Site Administrator VSAT, が投稿   [ 2020/02/25 21:08 に更新しました ]
メンバーメールでお知らせしましたように,本メンバーイベントは来年度に延期になりました。

開催日時・場所
日時:202036日(金) 13:30~17:00

場所:CIC東京 高知工科大学サテライトキャンパス308教室(http://www.cictokyo.jp
108-0023 東京都港区芝浦3-3-6

交流会:17:30~19:30 
プログラム

13:30 開会の挨拶

13:35〜14:25 講演1 「皮膚色の計測方法と化粧品分野における応用」
菊地 久美子 氏(資生堂 グローバルイノベーションセンター
 肌色の実態を詳細に捉えることは,化粧品研究において重要な課題の1つである.従来, 肌色の計測には主に分光測色計が用いられ,得られる分光情報(スペクトルデータ)から色彩値または肌の構成色素(メラニン色素,ヘモグロビン色素)を解析することで評価が行われてきた.分光測色計により得られるデータは,空間的には点計測 (1次元計測) をした値である.一方,シミやソバカス,にきび,クマなどの肌色に関連するトラブルを詳細にとらえるためには,計測の空間次元を2次元(画像計測)で行う必要がある.近年,多分野で応用が進むスペクトルカメラは2次元画像の画素毎にスペクトルデータを撮影できる,非接触・非破壊な計測装置である.本講演では,分光測色計・一般的なRGBカメラ・スペクトルカメラについて,それぞれの特徴と化粧品分野での応用例を紹介する.

14:2514:40 休憩

14:4015:30 講演2 「顔と肌特有の色知覚特性」
溝上 陽子 氏(千葉大学 教授
 顔の色の認識は、健康状態や年齢、情動等を判断する際に重要であり、顔の肌に特有の色知覚特性があると考えられる。これらの知覚には、肌色特有の色分布や色変化特性が関わっていると考えられる。そこで、顔画像を用いて肌色変化に対する弁別特性について検証したところ、ヘモグロビン増加方向の色変化に対して弁別能が高いことが示唆された。また、日本人の場合、平均明度が同じでも、赤みがかった顔の方が黄みがかった顔よりも明るく(白く)見えるが、外国人被験者では異なる明るさ知覚特性が認められた。これらの研究は、顔や肌における色知覚は特別であることを示唆している。しかし、その特性や要因については、さらなる検証が必要である。

15:3015:45 休憩

15:45-16:55 講演3 視覚科学技術に関する産学連携研究の現状と課題 」
岡嶋 克典 氏(横浜国立大学 教授
 大学と企業の共同研究は、今や大学(特に理工医学系)において研究予算を外部から獲得するために欠か せない制度であり、国立大学では教員評価の一項目にもなっています。また、大学人が企業や社会の真の ニーズを知る貴重な機会でもあります。今回取り上げる話題は、「大学人と企業人がどのように互いの共同 研究先を開拓し合うべきか」についてです。特に視覚研究は、「視覚」という狭いのか広いのかよくわから ない研究対象を取り扱っていることに加え、(材料や機械工学のように)研究内容が直結的に何かの産業に 結び付かない比較的基礎的な研究領域(研究者もマニアックなネタが好き)であるがために、企業の人から 見ると何をやっている(人な)のかがわかりにくく、また研究者の方も自分の研究が企業や社会で何の役に 立つか具体的に考えていないことが多いように見受けられます。
 本講演では、当研究室での産学連携研究について紹介しながら、視覚研究は産学連携研究ネタの宝庫であ ること、また上記の問題をどのように解決してきたのか/すべきなのかについて話題提供するとともに、今 後VSATが取り組むべき課題等について言及します。

16:55 閉会の挨拶

17:00 終了

17:30〜19:30 交流会

◆参加申込方法
 ①氏名、 ②所属団体名 ③講演会、交流会の出・欠を明記し、事務局まで「メール」でお申込下さい。

◆問合先: 〒226-8503 神奈川県横浜市緑区長津田町4259-G2-1
       東京工業大学 工学院 情報通信系 永井岳大 研究室内
       E-mail:office@vsat.jp
Comments